腰痛予防のコツ

腰痛予防のコツ

国民的痛み

腰痛は、一時的でも一度は感じたことのある痛みではないでしょうか。厚生労働省から腰痛対策の指標が出されるほど、腰痛による仕事からのドロップアウト、精神的な病の発生などが日本で問題視されています。中腰作業を強いられる人、長時間の立ち仕事、逆に長時間の座ったままのデスクワーク、重いものを持ち上げなければならない職業など…腰は常に負荷にさらされる部位で、常に良い状態に保っておくことが必要です。ぎっくり腰ならまだ安静にしていれば治ることもありますが、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、それによる神経圧迫に伴った下肢の麻痺など、重症化すれば仕事もままならないケースがあります。多くは、筋肉の疲労・力の弱さが原因の慢性的な腰痛なので、ひどくならないうちに日ごろからケアをする必要があります。


痛みの原因はさまざま

腰痛と言っても、原因は様々です。筋肉に関連する痛みが多くを占めますが、ヘルニア、狭窄症、靭帯の骨化、圧迫骨折なども少なからずあります。また、腎臓や肝臓などに問題があり腰痛を引き起こすケースや、精神的なダメージが腰痛として出現しているケースも存在します。自分の腰痛がいったいどの痛みに属するのかは、自分では判断できないこともあります。病院でX線などを撮影してもらい、骨の異常や内臓の異常がないのだとすれば、日ごろの疲労の蓄積と筋肉の弱さが痛みをつくっていることが多いです。


予防するには姿勢改善から始める

自分でできる腰痛予防として、まず始めるべきは姿勢の改善です。鏡の前に立ち、自分の姿勢を横から眺めてみましょう。あごが前に突き出て猫背のようになってはいないでしょうか。もしくは、胸を張ることを意識しすぎて腰をそりすぎていないでしょうか。正しい姿勢をとれること・そしてキープできることを日ごろから意識していきましょう。また、中腰作業をできるだけ避けること、重いものは他のスタッフと協力して運ぶこと、長時間同じ姿勢をとらないように30分から1時間以内に別の姿勢をとったり少し散歩をしたりすることなど、些細なことで腰痛は減る可能性があります。そのうえで、体を柔らかくするストレッチ、おなか回りを強くする体幹のトレーニングなどを取り入れ、柔らかくて強い体づくりをしていきましょう。

ストレスなどを抱え精神的にまいっているときなどは、気持ちだけでなく姿勢も前かがみにふさぎこみやすいものです。気分転換を図ること、運動自体を気分をリフレッシュさせるものとしてやってみることなど、心と体を元気にすることが腰痛予防につながります。